石動のブログ

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『SSSS.DYNAZENON』第7回「集まった意味って、なに?」 感想

集まった意味って、なに?

 どうも、石動です。

 まず、7話放送から2週間経ってしまったことを謝りたい……何より自分に……これまでは上手くブログを書くだけの時間は確保できていたんですけど、先々週末から先週にかけてはほんとにリアルが忙しくて……あんな薄い感想でも、遅筆な自分は書くのになんやかんやで3時間くらいはかかるのもあって、なかなか着手できなかった……。

 視聴したのが相当前なので、いつもより輪にかけて薄い感想になるからやめとこうとも思ったのですが、ここまできたら全話やってしまおうということで、ダイナゼノン7話の感想、いってみたいと思います。よろしくお願いします。

 

前回の感想はこちら

sasa3655.hatenablog.com

 

 

 

 

 

アンチ君と二代目アノシラスちゃん成長し過ぎ!!!!!!!!

 6回の感想であんだけダイナゼノン搭乗者の行動を楽しみにしていたのに真っ先に語ることがそれなんかい、という感じですが、いや、ほんとに、アンチ君はともかく、アノシラスちゃんにはめちゃくちゃ驚きましたよ。そして好みに突き刺さりまくりでしたよ。二人ともスーツなんて着ちゃって(新世紀中学生リスペクトかな? 特にアンチ君は意図的にキャリバーさんっぽくされてそう)、小綺麗になっちゃって、敬語なんか使っちゃって、イケメン&超絶美人になっちゃって。ヤバい。最高じゃん、と。

 まずもって、「前作キャラが成長した姿で登場する」ってだけでも興奮するんですよ。今回、『SSSS.DYNAZENON』はそれを完璧にやってくれた。加えて、(ここからは自分の性癖の話なのですが)「ロリキャラが続編で成長して美人になってる」「敬語キャラ」「アノシラスちゃんという意外な人選」という要素が備わり、もう最強としか言いようがない。こんなに自分の好みの展開で自分の好みの属性を持ったキャラクターが出てくることある?

 ビジュアルとか属性のことばかり勢いのまま語ってしまいましたが、成長しつつもしっかり「らしさ」がある活躍もしていて嬉しかったですね。気持ちをひとつにできずに敗北したダイナゼノン搭乗者に「無様な戦い」「足手まとい」と現実を突きつけてその本質を見極めようとし、彼らが覚悟を決めたらちゃんと「勘違いするな。お前達のためではない」とテンプレツンデレセリフを言いながら加勢したアンチ君が特に良かった。懐かしの必殺技や、まさかの『My Way』が挿入歌として使われる演出も見れて、『SSSS.GRIDMAN』ファンとしては大満足でしたね。

 あと余談なんですが、本編開始10秒くらいで前回自分がある程度の確信を持って書いた設定に関する考察が外れてたことがわかって笑っちゃいました。これは普通に前作とは別の世界っぽいな……コンピューターワールドではありそうだけど……それでアンチ君達は自主的に色んな世界を怪獣から守る活動の一環として『SSSS.DYNAZENON』世界に来たと……。

 

 

想いを伝えたからこそ、縮まる距離

 いやー良かった! ほんとに良かった! 前作キャラの登場も勿論盛り上がりましたが、今作キャラも全然負けてない。各々の抱えた感情を、各々のやり方で向き合っていく流れはちょっと感動してしまいました。

 自分からは距離をとっていた香乃が、合唱部のみんなの前では楽しそうに笑っていたこと。自分からは距離をとっていた香乃が、笑顔で定期演奏会に誘ってくれたこと。定期演奏会の前に、香乃が死んでしまったこと。それは自殺だったかもしれないということ。自分を誘ってくれた笑顔の裏では、いじめを受けていたかもしれないこと。香乃を知ろうとするほど彼女のことがわからなくなって、結局自分は何も知らなかったと実感したこと。

 そんな、夢芽の中に渦巻いていたやり場のない感情。それを知って涙を流す蓬。あくまで蓬にとって香乃は他人で、だから頑張らなくていいと冷めた認識を示す夢芽に、蓬は迷いなく「南さんのお姉さんが、南さんの一部なら……もう他人なんかじゃない」と告げた。

 がああああああああああ!!!! よくやった!!!!!! よくやったぞ二人とも!!!! やっぱりもう完全な両想いなんだからお互いの気持ちさえ踏み込んで話せばわかりあえたじゃん!!!!!! 誰にも言えなかった、でも知ってほしいと思っていた心情を打ち明けた夢芽!!!!! ちゃんと夢芽に正面から向き合って、受け止めて、自分なりに考えて、漢を見せた蓬!!!!! ベストカップル!!!!!!

 ……とにかく、こう衝動的に書き殴ってしまうほど素晴らしい展開だったんです。この二人だけじゃなく、自分の期待とそれを裏切られたことによる未練に折り合いをつけた暦も偉かった(何様)。人妻に言った「人助けとか……」を思い出して人妻の旦那さんを助けたのは意地と本当に見捨てたくない正義感がごちゃ混ぜになってて、暦自身はどうして自分の身体が動いたかわかってなかったと思うんですけど、ガウマが肯定してくれたことで吹っ切れられたんですよね。「バラバラだからこそ、俺達は出会えたんだ!」というダイナゼノンの本質を突いた台詞といい、久しぶりにその真っすぐさで他者に良い影響を与えるガウマが見れたのも嬉しかったです。

 ただ、ちせは「根本的な問題何も解決してなくね……?」ってところがありましたね。前に進めた暦を見てふふふーってなってたのは嫁感あって良かったけど、心を重ねあったダイナゼノン搭乗者から置いてきぼりにされてるような雰囲気を出していたカットが二回ほどあったし、暦への複雑な心境も何か変化や説明があったわけでもないし、怪獣の素みたいなのはどんどんでかくなるし……このままいつか怪獣つくってしまうのでは? 心配……。

 

 

 

 

 というわけで、ダイナゼノン7話の感想でした。8話もめっちゃ面白かったので、次こそはもっと速く更新したい……読んでくださりありがとうございました……。

 

 

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